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W杯で苦しむ5人のアルゼンチン人指揮官…ここまで計10試合で1勝

2018.06.25

(左上から時計回りに)ぺケルマン監督、サンパオリ監督、クーペル監督、ピッツィ監督、ガレカ監督 [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップ ロシア・グループステージ第2戦が24日に行われ、ホセ・ぺケルマン監督率いるコロンビア代表はポーランド代表に3-0で勝利した。今大会では5人のアルゼンチン人が指揮官を務めているが、ペケルマン監督がアルゼンチン人監督として今大会初勝利を飾っている。

 今大会では、ぺケルマン監督のほか、アルゼンチン代表のホルヘ・サンパオリ監督、ペルー代表のリカルド・ガレカ監督、サウジアラビア代表のフアン・アントニオ・ピッツィ監督、そしてエジプト代表のエクトル・クーペル監督と、5人のアルゼンチン人が指揮を執っている。

 しかし、上記の5カ国は23日まで9試合を消化して未勝利に陥っていた。アルゼンチンは初戦でアイスランドと1-1の引き分け、第2戦ではクロアチア代表に0-3で完敗と苦しんでいる。ペルーはデンマーク代表とフランス代表にそれぞれ0-1で敗れ、グループステージ敗退が決定した。

 サウジアラビアも、初戦でロシア代表に0-5と大敗し、ウルグアイ代表にも0-1で敗れた。同組のエジプトもウルグアイに0-1、ロシアに1-3で敗北を喫し、それぞれ決勝トーナメント進出の夢が断たれた。そして、コロンビアも初戦の日本代表戦で1-2と黒星を喫したが、第2戦でポーランドに3-0と快勝。ペケルマン監督はアルゼンチン人としての今大会初勝利をようやく収め、面目をなんとか保っている。

 グループステージはいよいよ第3戦に突入する。25日に、サウジアラビアとエジプトが対戦。翌26日にはペルー代表がオーストラリア代表と対戦する。そして、逆転での決勝トーナメント進出を懸け、27日にはアルゼンチンがナイジェリア代表と、28日にはコロンビアがセネガル代表と、それぞれ激突する。苦戦を強いられてきたアルゼンチン人監督たちは、勝ち星をつかめるだろうか。

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