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開始早々の退場、交代策…コロンビア紙、日本戦“6つの敗因”を分析

2018.06.21

黒星スタートとなったコロンビア代表 [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 19日に行われた2018 FIFAワールドカップ ロシアのグループステージ第1節で、グループHでは日本代表がコロンビア代表を2-1で破った。W杯でアジア勢が南米のチームを破ったのは、今回が初めてだった。

 歴史的な敗戦を喫することとなったコロンビアのメディアは、日本戦をどのように報じているのだろうか。同国紙『El Heraldo』は「敗北の6つの理由」と見出しを掲げ、分析記事を掲載している。

 同紙はコロンビアの敗因として、開始早々にMFカルロス・サンチェスが退場したことに真っ先に言及。「カルロス・サンチェスが開始早々にレッドカードを受け、PKを与えたことに言及せずして、敗因の分析はできない。ビハインドを負い、試合のほぼ全てを数的不利の状態で戦うことになったのは、フィジカル面でも後半に跳ね返ってきた」などと記した。

 さらに、C・サンチェスの退場を招く原因となった「守備のミス」も指摘。「開始早々に数的不利に陥るシチュエーションは、(ダビンソン)サンチェスのミスが原因だった。有利な体勢でボールを持っていたにも関わらず、競り合っていたFW(大迫勇也)に奪われた」と、ボールロストからシュートまで持っていかれたプレーを批判している。

 さらに同紙は「ダビンソン・サンチェス、ホアン・モヒカ、ジェフェルソン・レルマ、ホセ・イスキエルドが初めてのW杯で十分なプレーを見せられなかった」こと、ホセ・ペケルマン監督が前半途中でMFフアン・クアドラードをベンチへ下げた交代策、さらに「ハメス(ロドリゲス)の不在(ベンチスタート)」を敗因として挙げた。

 そして最後に、日本代表がコレクティブにプレーし、攻撃のオプションを持っていたことも指摘。数的優位に立ち、総走行距離でもコロンビアを上回ることができる、アドバンテージを持っていたと記している。

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