3カ国共同開催を楽しみにするデヴィッド・ベッカム氏 [写真]=Getty Images
アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国が、2026年FIFAワールドカップを共同開催する計画を、元イングランド代表のデヴィッド・ベッカム氏が支持した。
北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)は現在、2026年のワールドカップを3カ国による共同開催を目指している。
アメリカのメジャーリーグサッカー(MLS)でもプレー経験があるサッカー界のレジェンド・ベッカム氏はこの計画について、「W杯ほど大きなサッカーの大会は素晴らしい場所で行われるのがふさわしい。W杯をアメリカ、カナダ、メキシコで共同開催できればとても特別なことだ」と支持。続けて「実現するなら2026年がとても楽しみだ」と共同開催に期待のコメントを残した。
また、「もし本当に起こるなら、W杯をファンとして間違いなく見に行くよ。ファンとして素晴らしい場所に旅行したいからね。3カ国でW杯を主催することは特別だ」と、ファンとして心待ちにする様子をみせた。
FIFA(国際サッカー連盟)は2026年W杯から出場枠を48カ国に拡大することを発表。これにより、現行方式とは異なり、グループステージが3チームによる総当りに。また、決勝トーナメントには32カ国が進出し、大会の総試合数は64試合から80試合へ増加する予定。
1930年の第1回大会以来、W杯は単独開催が続いてきた。2002年大会では、日本と韓国による2カ国共同で行われたが、2006年からは再び単独開催が続いている。もし3カ国での共同開催が決定すれば、史上初の出来事となる。
By サッカーキング編集部
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