代表でベイルを指揮するライアン・ギグス氏 [写真]=Getty Images
ウェールズ代表監督のライアン・ギグス氏は、同国代表FWギャレス・ベイルを「ウェールズで最高の選手」と称えた。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。
26日、レアル・マドリードのギャレス・ベイルはチャンピオンズリーグ決勝のリヴァプール戦で途中出場し、豪快なオーバーヘッドシュートを含めた2得点を挙げる大活躍を見せ、同クラブの3連覇に大きく貢献していた。
ウェールズ代表では、選手として活躍し、現在は同国の監督を務めるギグス氏はベイルについて次のように述べた。
「彼は私が見た中で最も素晴らしいウェールズの選手だ。偉大な選手というのは、適切なタイミングで“違い”を見せつける。彼はチャンピオンズリーグ決勝での2回のシュートでそれをみせつけた」
「レアル・マドリードで大成功を収め、彼は最高の選手だと思う」
また、ベイルがマルセロのクロスにオーバーヘッドで合わせた瞬間を振り返り、「素晴らしいシーン」と語った。
「チームとスタッフ全員が見守っていて、シュートが決まった時はおもわず叫んだよ。素晴らしいシーンだったし、チームがそれを見て一緒に祝うことができて素晴らしかった」
「チャンピオンズリーグやヨーロッパのカップの歴史に残る最高のゴールのひとつになるだろうね」
「あのゴールは素晴らしいし、インパクトのあるゴールだった。その一方で、ギャレス(・ベイル)があのレベルであることは、驚くことではない」
最後に、契約を2022年まで残しているものの、移籍について噂が飛び交うベイルの去就については次のようにコメントを残した。
「私にはいつもレアル・マドリードに満足しているように見えていた。偉大なクラブであり、成功しているクラブだからね」
「チャンピオンズリーグ決勝で彼は“違い”をみせた。それが何らかの影響があるのかはわからない。待って、様子を見なければならない」