マンUからイングランド代表に選出された4名 [写真]=Getty Images
イングランドサッカー協会(FA)は16日、2018 FIFAワールドカップ ロシアに臨むイングランド代表メンバー23名を発表した。この結果、マンチェスター・Uが驚くべき記録を更新したようだ。同日付のイギリス紙『サン』が報じている。
本大会のメンバーに、マンチェスター・Uからは4名が選出。DFアシュリー・ヤング、DFフィル・ジョーンズ、MFジェシー・リンガード、FWマーカス・ラッシュフォードがロシア行きの切符を掴んだ。
同紙によると、イングランド代表が初めて主要国際大会出場を果たした1950年のブラジルW杯以降、ユーロ(欧州選手権)を含めて、マンチェスター・Uからは必ず1名以上の選手が本大会メンバーに選ばれているという。イングランドサッカー界では唯一の記録になるそうだ。
さらに、イングランド代表におけるW杯本大会メンバーの通算選出回数をクラブ別に比較しても、マンチェスター・Uが最多を誇るという。1950年にヘンリー・コックバーン氏とジョン・アストン氏の2選手が選出されて以降、同クラブはW杯本大会に計42選手を送り込んでいるそうだ。
なお、今回発表されたメンバーのうち、最多で選出されたクラブはトッテナムになる。DFキーラン・トリッピアー、DFダニー・ローズ、MFエリック・ダイアー、MFデレ・アリ、FWハリー・ケインの5名が選出された。次いで、マンチェスター・Uとマンチェスター・Cの4名になる。
ロシアW杯ではグループGに入ったイングランド代表は、6月18日の第1戦でチュニジア代表、24日の第2戦でパナマ代表、そして28日の第3戦ではベルギー代表と対戦する。
■イングランド代表のW杯本大会メンバー通算選出数クラブ別ランキング
(トップ10のみ抜粋。カッコ内は「通算選出人数/今大会選出人数」)
1位:マンチェスター・U(42名/4名)
2位:トッテナム(36名/5名)
3位:リヴァプール(34名/2名)
4位:チェルシー(23名/2名)※
5位:アーセナル(22名/1名)
6位:ウェストハム(15名/0名)
7位:エヴァートン(13名/1名)
ウォルヴァーハンプトン(13名/0名)
9位:マンチェスター・C(12名/4名)
10位:リーズ・ユナイテッド(11名/0名)
※チェルシーから今大会選出されている2名とは、DFガリー・ケイヒルとMFルベン・ロフタス・チーク(今季はクリスタル・パレスにレンタル移籍中)。
(記事/Footmedia)
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