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ロシアW杯開幕48日前、優勝トロフィーが日本上陸…岡田武史「日本人が直接触れる日が来ることを祈っている」

2018.04.27

27日、W杯トロフィーが日本上陸。28日に東京、29日に大阪、30日に静岡を巡る

 FIFA ワールドカップ ロシア 2018の開幕まで「48日」となった4月27日、王者のみが手にすることができる優勝トロフィー「FIFAワールドカップトロフィー」が東京に到着した。

「FIFAワールドカップトロフィーツアー」は、2006年から始まり今回で4回目。2017年9月にロシア国内16都市を回り、2018年1月にイギリス・ロンドンから出発したトロフィーは51カ国91都市を巡る。各国を渡り最後の訪問地として日本に上陸。28日に東京、29日に大阪、30日に静岡を訪問する。

 27日に行われた到着セレモニーには、日本サッカー協会の田嶋幸三会長、元日本代表監督で現FC今治オーナーの岡田武史氏らが参加。田嶋会長は「ここにあるトロフィーは、私たち日本サッカー協会にとっても夢、目標であります。そのために、しっかり準備をしていかないとなりません。チーム、選手が120パーセントの力を出せるように、サポート体制を整えてロシア大会に臨みたいと思います」と話した。

 岡田氏は、トロフィーを前に「日本のサッカー人にとってファイナルドリーム、最後の夢です」と切り出し「今日、触れると思ったら、ワールドカップチャンピオン以外は触ってはいけない、と言われました」と肩を落とした。「私が生きている間に日本人がトロフィーに直接、触れる日が来ることを祈っています」と続け挨拶を締めた。

 セレモニーには、日本コカ・コーラ株式会社のホルヘ・ガルドゥニョ代表取締役社長、国際サッカー連盟のファトマ・サムラ事務総長、元サッカーブラジル代表のジウベルト・シウヴァ氏、駐日ロシア連邦大使のミハイル・ユリエビッチ・ガルージン氏、ホストシティ アンバサダーのヴィクトリア・ロペリョーヴァさんも列席。ロシアW杯は6月14日に開幕し、7月15日にモスクワ・ルジニキスタジアムで決勝戦が行われる。

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