2018.03.27

アルゼンチン代表の“贅沢すぎる悩み”…ロシアW杯で構成される攻撃陣は?

ディバラ(左)、イカルディ(中央)ら豪華アタッカー陣がロシアW杯最終メンバー落選の可能性がある
サッカー総合情報サイト

 国際親善試合が23日に行われ、アルゼンチン代表とイタリア代表が対戦した。試合はアルゼンチンがエベル・バネガ、マヌエル・ランシーニのゴールで2-0で勝利。エースのリオネル・メッシが欠場するも、盤石の勝利を収めた。

本戦メンバー選考前、名を連ねた世界トップレベルの攻撃陣

 今回のインターナショナルマッチウィークを迎えるにあたり、アルゼンチンはメッシをはじめ、ゴンサロ・イグアイン、セルヒオ・アグエロらを豪華攻撃陣が顔を揃えた。一方で、落選となったメンバーも豪華な顔ぶれが並んだ。そこで、ロシアW杯本戦メンバー発表前「誰を選べば納得できるのか?」アルゼンチン代表の“贅沢すぎる悩み”を改めておさらいする。

選出された主な攻撃陣

アンヘル・ディ・マリア(パリ・サンジェルマン)
ゴンサロ・イグアイン(ユヴェントス)
リオネル・メッシ(バルセロナ)
セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・C)
ディエゴ・ペロッティ(ローマ)
クリスティアン・パボン(ボカ・ジュニアーズ)
ラウタロ・マルティネス(ラシン)

●アルゼンチン、国内組を含めた全メンバー発表…イタリア、スペインと親善試合

ディバラ、イカルディらが構想外の可能性も

落選した主要選手

マウロ・イカルディ(インテル)
パウロ・ディバラ(ユヴェントス)
ホアキン・コレア(セビージャ)
アレハンドロ・ゴメス(アタランタ)
エセキエル・ラベッシ(河北華夏)
カルロス・テベス(ボカ・ジュニアーズ)
ハビエル・パストーレ(パリ・サンジェルマン)

 落選したメンバーで特筆すべきは、セリエAを舞台に活躍を続けるディバラとイカルディが落選したことだろう。

 ユヴェントスのナンバー10を背負うディバラは今季、リーグ戦17得点(得点ランキング3位)を記録。右太ももの負傷で一時離脱するも、復帰後はチームをチャンピオンズリーグ・ベスト8に導く決勝ゴールを決めるなど、存在感を放っている。イカルディは今季、開幕から好調をキープし、リーグ戦で22得点(同2位)を記録。落選後には1試合4得点をマークし、セリエA通算100ゴールを達成した。

 アルゼンチンのメディアが両者がサンパオリ監督の構想外となっていると報じるなど、初のワールドカップ出場に暗雲が立ち込めている。しかし、イカルディに諦める様子はなく、「(国際親善試合に)招集されないことは知っていたんだ。話し合いをしていたからね。他の選手にチャンスが与えられることは当然だと思う。自分は(インテルで)4試合を欠場した。代表に招集されなかったことは正しかったと思っている。それに招集するか否か決断するのはサンパオリ監督だ」とコメントしている。

●4得点のイカルディ、自身のプレーに「満足している」…代表落選にも言及

 2006年のドイツW杯から3大会連続でワールドカップ出場を果たしたカルロス・テベスは、今年1月に中国スーパーリーグの上海申花から古巣ボカ・ジュニアーズに復帰。本領発揮といかなった中国での生活を経て、母国からロシアW杯出場を目指している。テベス自身も「ワールドカップのための戦いを諦めてはいない」としながらも、世界トップレベルの攻撃陣に割って入るのは困難を極めそうだ。

●母国復帰のテベス、ロシアW杯出場へ意欲「戦いを諦めてはいない」

 21歳の若さで南アフリカW杯のメンバー入りを果たしたパストーレも、ロシアW杯出場へ黄色信号が灯っている。パリ・サンジェルマンで出場機会を失いながらも、W杯本戦メンバー入りのため、冬の移籍市場でインテル入りを目指していた。しかし、合意目前と目されていた移籍は実現せず。一転、ベシクタシュ移籍が報じられるなど、移籍騒動の渦中でもがいている。

●PSG退団報道のパストーレ、ベシクタシュ移籍が濃厚か…両会長が会談

過去3大会のワールドカップも豪華攻撃陣がズラり!

2006年 ドイツW杯

 司令塔のフアン・ロマン・リケルメを中心にエルナン・クレスポ、ハビエル・サビオラらゴールゲッターで構成されたアタッキングユニット。メッシがW杯デビューを飾ると、グループリーグのセルビア・モンテネグロ戦でW杯初ゴールを記録した。加えて、マキシ・ロドリゲスらの活躍も光りグループリーグ首位通過。決勝トーナメント1回戦でメキシコに勝利するも、準々決勝はPK戦の末、開催国ドイツに敗れた。

2010年 南アフリカW杯

 ディエゴ・マラドーナ指揮の下、メッシが10番を継承。アグエロ、イグアイン、ディ・マリアらがW杯初選出となり、豪華攻撃陣が形成された。グループリーグは韓国から4得点を奪い快勝するなど、攻撃陣の活躍で3連勝。決勝トーナメント1回戦も勝利しベスト8に進出。しかし、前回と大会と同じく準々決勝でドイツと対戦すると、4失点を喫し敗戦。2大会連続でドイツの後塵を拝する結果となった。

2014年 ブラジルW杯

 攻撃陣には南アフリカW杯の主要メンバーにラベッシ、ロドリゴ・パラシオらが加わった。グループリーグ3連勝で決勝トーナメントに駒を進めると、スイス、ベルギー、オランダを下し、1990年イタリア大会以来となる決勝戦に進出。過去2大会連続で敗れているドイツとの一戦は、延長戦の末、0-1で敗戦。3度目の悲願達成とはならなかった。

 ロシアW杯本戦メンバーとして誰を選出しても豪華メンバーが揃うことになるが、サンパオリ監督はメッシ中心のチーム作りを明言している。絶対的エースの脇を固める選手は誰になるのか。本戦メンバー選考へ、アルゼンチン代表は日本時間27日28時30分、アトレティコ・マドリードの本拠地であるワンダ・メトロポリターノでスペイン代表と対戦する予定となっている。

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