1年9カ月ぶりに代表復帰を果たしたウィルシャー [写真]=Getty Images
1年9カ月ぶりに代表復帰となったアーセナルのイングランド代表MFジャック・ウィルシャーが2018 FIFAワールドカップ ロシアを見据え、意気込みを述べた。イギリスメディア『スカイスポーツ』が21日付で伝えている。
ユーロ2016本大会を最後にイングランド代表から遠ざかっていたウィルシャーは近年、相次ぐ故障に悩まされ、所属するアーセナルでも思うように試合に出場できない日々が続いていた。しかし、今シーズンはコンディションが上向きとなり、出場機会も大幅に増加。クラブでの活躍が認められ、約1年9カ月ぶりに代表復帰を果たした。
ウィルシャーは自身が初めてイングランド代表に召集された当時と現在を比べ、「若い選手が多くなった」と代表チームの変化に言及している。
「僕が初めてイングランド代表に呼ばれたときのことを覚えている。最初にディナーに行ったら、座っていたのはウェイン・ルーニー、スティーブン・ジェラード、フランク・ランパード、リオ・ファーディナンド、ジョン・テリーといった今まで見てきた、成熟した大物プレーヤーばかりだった」
「今は全く違う。より若い選手が増えた。このグループには将来があり、より多くの未来が存在しているね」
さらにウィルシャーはW杯を見据え、2014年の悔しさを胸に「高みを目指す」と飛躍を誓った。
「W杯は僕たちにとって大事なことだ。上手くプレーしたい。自分たちで限界を定めてしまいたくないが、グループステージではいい結果が残せると思っているよ。
「過去、特に(グループステージ敗退に終わった)2014年のブラジルW杯を振り返ると、僕たちは自信を持ちながらもうまく機能せず終わってしまった。今回、この代表選手たちと共に戦い、同じような結果ではいけない。より高みを目指すよ」
By サッカーキング編集部
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