チェルシーのアントニオ・コンテ監督 [写真]=Getty Images
現在チェルシーの指揮を執っているアントニオ・コンテ監督が次期イタリア代表監督候補に急浮上している。イギリスメディア『BBC』が27日に伝えた。
イタリア代表はW杯欧州予選プレーオフでスウェーデンに敗れ、60年ぶりに本大会出場を逃した。チームを率いたジャンピエロ・ヴェントゥーラ前監督はすでに解任されているが、依然として後任は決まっていない。イタリアサッカー連盟(FIGC)のサブコミッショナーを務める元ミランのアレッサンドロ・コスタクルタ氏が、チェルシーのアントニオ・コンテ監督をイタリア代表監督に推している。
「まだ決定はしていないが、コンテがベストな一人だと考えている。数カ月以内に間違いなく彼と会談をするだろう。他の候補と違い、コンテは既に代表監督としての能力を証明しているし、代表チームでの仕事を理解している」
現在のイタリア代表はルイジ・ディ・ビアージョ監督が暫定監督として就任中。他の新監督の候補にはバイエルン前監督のカルロ・アンチェロッティ氏やゼニト監督のロベルト・マンチーニ氏の名前が挙がっている。
コンテ監督は2014年ブラジルW杯後から2016年欧州選手権(EURO2016)までイタリア代表を率いた経歴を持ち、EURO2016ではイタリア代表をベスト8まで導いている。その後、チェルシーに就任すると、2016-2017シーズンにはプレミアリーグ優勝を果たした。今季は5位と首位のマンチェスター・Cとは勝ち点差「19」離されているが、コンテ監督は2019年までチェルシーと契約を残している。
By サッカーキング編集部
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