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抽選会を終えた独代表がコメント…主将のノイアーは「韓国は良いチーム」

2017.12.02

同グループについてコメントしたノイアー [写真]=TF-Images via Getty Images

 モスクワで行われたワールドカップの組み合わせ抽選会の結果を受けて、ドイツ代表の面々がそれぞれコメントした。12月1日の『ビルト』が伝えている。

 メキシコ、スウェーデン、韓国と同組となったドイツ代表のヨアヒム・レーヴ監督は「ショックを受けることもなかったよ。メキシコはコンフェデで知っているし、スウェーデンも欧州のクラブだ。韓国は我々にとって、よく知らないチームだ。いずれにせよ、私たちは予選を突破しなければならないからね。抽選会ではリラックスしていたよ。緊張する理由もない」と現地で話している。

 現在はケガで戦列を離れている主将のドイツ代表GKマヌエル・ノイアーは「同組になったチームについて全く知らないわけではないよ。前もって、どんなチームか分かっている方が良い。どのチームも油断はならない相手だ。でも、僕らのグループ首位突破という目標を果たさなければならない組み合わせでもある。メキシコはアグレッシブだ。スウェーデンに対しては、僕らもうまく対策を練ることが出来る。イタリアを倒しているから、簡単な相手ではないけどね。韓国は良いサッカーをするチームとして良く知られている」とグループの印象を説明した。

 ドイツ代表と同組となったスウェーデンにとっては、頭を抱える事態となったようだ。ハンブルガーSVに所属し、日本代表DF酒井高徳の同僚であるスウェーデン代表MFのアルビン・エクダルは「当たり前だけれど、ドイツ代表は同じ組になりたくなかったチームのひとつだ。彼はワールドカップでベスト3のうちのひとつだからね。彼らを倒すのは非常に難しい。でも、組み合わせ全体で見れば、もっと難しくなる可能性もあったし、簡単な可能性もあったからね」と現実的には予選2位突破に照準を絞る意向を見せれば、大衆紙『Expressen』は「悪夢のようなグループだ」と悲観的なコメントを寄せている。

 一方で、フランクフルトで長谷部誠の同僚であるメキシコ代表MFのマルコ・ファビアンは「この組で1勝を挙げること、良い結果を挙げることが重要になる。だれがゴールを決めるかなんて二の次だ」と言えば、メキシコ代表は「グループ分けが決まった。誰が相手でも怖くないぞ!」とほとばしる闘志を見せた。

 グループ分けの印象に対するコメントからもお国柄が分かる反応となった。それぞれの性格がいかに作用するのか、6月に開催する本大会でわかるだろう。

By サッカーキング編集部

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