やりすぎな“アウェイの洗礼”? ペルー、NZを邪魔するために軍隊を使う

ペルー

ニュージーランドに勝利したペルー [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップロシア大陸間プレーオフのセカンドレグでペルーに乗り込んだニュージーランド代表は、度重なる“アウェイの洗礼”に悩まされていたようだ。さらに、ニュージーランドサッカー協会(NZF)は度を越した妨害工作に怒りを感じている。地元メディア『ニュージーランドヘラルド』が報じた。

 同メディアによると、ペルーはニュージーランド代表が現地に到着する前に飛行機の着陸時間を3時間遅らせたり、深夜の2:45から3:45まで泊まっていたホテルの周りで花火を打ち上げたり、妨害行動を行なっていた。

 さらに、ホテル周辺を軍のジェット機が飛び回っていたようである。ジェット機の使用は防衛省の許可がおりない限り許されないものだという。また、普段は海の上を飛び回っているグライダーやパラセーリングなどが同日に限って飛んでなかったことから、ジェット機の飛行は事前に通達されていたものであるようだ。

 今回の騒動に関してNZFの会長であるマーティン氏は以下のようにコメントした。

「今回のことは今まで受けてきた被害とは格段に違うもので、許されるべきではない。軍隊が介入したとなれば、然るべき対処をしなくてはいけない」

 ホームのペルーが2-0でニュージーランドを下し、本戦出場を決めた。

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