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イタリア、60年ぶりに予選敗退…スウェーデンが3大会ぶりのW杯へ

2017.11.14

イタリアのW杯予選敗退が決定した [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップ ロシア・欧州予選プレーオフのセカンドレグが14日に行われ、イタリア代表とスウェーデン代表が対戦した。

 10日に行なわれたファーストレグは、1-0でホームのスウェーデンが先勝した。15大会連続19回目のW杯出場を目指すイタリアは、2点差以上での勝利が必須となる。そのイタリアはマルコ・ヴェッラッティが出場停止。中盤にはジョルジーニョが抜擢された。

 まずは27分、チーロ・インモービレの折り返しから、最後はアントニオ・カンドレーヴァが強烈なシュート。続く39分には、ジョルジーニョのスルーパスにインモービレが反応する。しかし、この決定機はアンドレアス・グランクヴィストに間一髪クリアされた。イタリアが11本ものシュートを放ったが、前半はスコアレスで折り返す。

 後半に入り53分、マッテオ・ダルミアンのクロスにアレッサンドロ・フロレンツィがボレーで合わせるが、惜しくも枠を外れた。63分には2枚替え。ダルミアンとマノロ・ガッビアディーニを下げ、ステファン・エル・シャーラウィとアンドレア・ベロッティを投入。攻撃の活性化を図る。試合終盤はイタリアが猛攻を仕掛けるも、最後までスウェーデンの集中した守備を崩すことができず、試合は0-0で終了。

 この結果、2戦合計1-0でスウェーデンがプレーオフを制した。W杯で4度の優勝を誇るイタリアの予選敗退は、1958年のスウェーデン大会以来、60年ぶり。一方のスウェーデンは3大会ぶり12回目のW杯出場を勝ち取った。

【スコア】
イタリア代表 0-0(2戦合計0-1) スウェーデン代表

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