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「イタリアではポゼッションは好まれない」ベテランGKブッフォンが持論を展開

2017.09.06

完封勝利に喜びを見せるジャンルイジ・ブッフォン [写真]=Getty Images

 2018 FIFAワールドカップロシア 欧州予選が5日に行われ、イタリア代表は本拠地のレッジョ・エミーリアでイスラエル代表と対戦し、1-0で辛勝を収めた。

 現在39歳のユヴェントスに所属するGKジャンルイジ・ブッフォンが、2日のスペイン戦に続きまた観客からブーイングを受けたイスラエル戦について、イタリア・メディア『Rai』のインタビューに応えた。

 ビッグセーブで何度かピンチを救ったブッフォンは「チームが突破口を見出せなかった時に、ブーイングされた。我々の考え方の一部でもあるが、イタリアではポゼッションは好まれない。この種の評価はないんだ。そのため、観衆の意向に応えるようにプレーするように強いられる時がある」と持論を展開すると「いずれにしろ、全体的には良い試合だった。多少は危険にさらされることもあったとしてもだ」と続け、試合を総括した。

 また、歴史あるカテナチオ(カギを掛けたように守備が堅い戦術)で有名なイタリア代表。しかし、イスラエル戦では4-2-4という攻撃的なフォーメーションが試されていた。そのフォーメーションへの懐疑的な意見があることに関して記者から問われると「それは私の問題ではなく、監督の問題だ。監督は経験があり、我々選手が見せているプレーについて、感じていることを決断できる。我々選手は、信頼して監督の後を追っていくだけだ」とコメント。同代表を率いるジャンピエロ・ヴェントゥーラ監督への信頼を示した。

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