先月26日に行われたリトアニア代表戦では3ー0で完勝したイングランド代表 [写真]=Getty Images
2018 FIFAワールドカップ ロシア欧州予選でスコットランド代表との対戦を目前に控えたイングランド代表が驚きのトレーニングを行ったようだ。5日付でイギリス国営メディア『BBC』がその様子を伝えた。
その驚きのトレーニング方法とは、現在、イングランド南西部に位置するデヴォンに置かれているイギリス海兵隊のトレーニングセンター『Cmmando Training Center』でのブートキャンプに2日間参加するというものだったようだ。
An unforgettable experience for the #ThreeLions.
Thanks for hosting us, @CommandoTRG. pic.twitter.com/sHrEsK2qOm
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The #ThreeLions have spent two days learning from the Royal Marines.
The inside story from an incredible weekend: https://t.co/ArbByNV0s2
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The famous sheep dip! 🐑 #threelions pic.twitter.com/p5IsAqN1NK
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このキャンプにはチェルシーDFガリー・ケーヒル、トッテナムMFエリック・ダイアー、マンチェスター・UDFクリス・スモーリング、同MFジェシー・リンガード、同FWマーカス・ラッシュフォードを除く20名のイングランド代表メンバーが参加。そこには同代表指揮官のギャレス・サウスゲート監督の姿もあったという。
今回のトレーニングの発案者とされるサウスゲート監督は同メディアの「なぜこのような方法をとったのか」という質問に対し、「海兵隊員はサッカーと全く関係のない話をしていたよ。でもそれが今回のトレーニングの目的だ。私たちが様々な困難に陥った時、それにどのように適応していくか知ってもらう必要があったんだ」と、多くのプレッシャーにさらされることが予想されるW杯予選に向けて重要な経験であったと語った。
さらに、「ここにいる選手たちはサッカーに関しては真のエリートたちだ。いつも恵まれた環境でサッカーをしてきた。そういった者たちに別の世界があるということを知って欲しかったんだ。僕たちは同じく国を代表して戦っているんだ」と、どのような状況下でも最高のプレーをする必要性を選手に求めた。
イングランド代表は10日にロシアW杯欧州予選でスコットランド代表と、13日に国際親善試合でフランス代表とそれぞれアウェイで対戦するが、敵地での連戦という“困難”な状況下でこのトレーニングの成果が見事発揮されるのだろうか。
By サッカーキング編集部
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