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FIFA会長、2026年W杯の複数国による共同開催を検討「3、4カ国で」  

2017.02.17

インファンティーノ会長が2026年W杯の共同開催を示唆した [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 FIFA(国際サッカー連盟)のジャンニ・インファンティーノ会長が、2026年ワールドカップの数カ国による共同開催を検討していることを明かした。16日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じた。

 W杯の共催は過去、2002年の日韓・ワールドカップのみ。また、UEFA(欧州サッカー連盟)はユーロ2000をベルギーとオランダ、ユーロ2008をオーストリアとスイス、ユーロ2012をポーランドとウクライナの共催で行っており、ユーロ2020では欧州各国13会場での開催が決定している。

 インファンティーノ会長は「我々は長期にわたる持続可能性を考え、ワールドカップの共同開催を奨励する」と話し、共催がW杯を継続するための合理的な選択肢であることを説明した。

 さらに、同会長は「3、4カ国でやるかもしれない。その場合、それぞれ3つから5つのスタジアムを使うことになる。各国が隣接しているのが理想だ」と語り、2カ国を超える数の開催地で行う可能性を示唆した。

 共同開催によってより多くの国々が大会に関わることができる一方で、費用負担の配分など、いくつかの問題点も指摘されている。

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