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出場枠拡大の2026年W杯、史上初の3カ国共同開催も…北米地域が有力か

2017.01.11

ワールドカップは2026年から出場国が拡大する [写真]=Getty Images

 2026年のワールドカップが、3カ国の共同で開催される可能性が浮上した。10日付のイギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 FIFA(国際サッカー連盟)は10日、2026年W杯から出場枠を48カ国に拡大することを発表。これにより、現行方式とは異なり、グループステージが3チームによる総当りとなる。また、決勝トーナメントには32カ国が進出し、大会の総試合数は64試合から80試合へ増加することとなる。

 これを受け同紙は、2026年W杯が3カ国による共同で開催される可能性があると報じた。現在のところ、アメリカ、メキシコ、カナダが開催地へ立候補しているようだが、北米のこの3カ国が、単独開催ではなく共同で大会運営に当たる予定もあるという。CONCACAF(北中米カリブ海サッカー連盟)のビクター・モンタグリアーニ会長も、「確かに可能性がある。2026年のアメリカ、カナダ、メキシコによる開催は現在のルールで認められているからね」と前向きな姿勢を示しているようだ。

 1930年の第1回大会以来、W杯は単独開催が続いてきた。2002年大会では、日本と韓国による2カ国共同で行われたが、2006年からは再び単独開催が続いている。もし3カ国での共同開催が決定すれば、史上初の出来事となる。

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