2018 FIFAワールドカップ ロシア 南米予選第12節が15日に行われ、アルゼンチン代表とコロンビア代表が対戦した。
南米予選4試合勝ちなしと足踏みが続き、W杯出場圏外の6位に沈んでいるアルゼンチン。10日に行われた前節ではブラジルに0-3と完敗を喫した。中3日で迎える今節、先発メンバーにはリオネル・メッシやアンヘル・ディ・マリア、ハビエル・マスチェラーノらが名を連ねた。セルヒオ・アグエロは前節に続いてベンチスタートだった。
一方のコロンビアは前節、ホームでチリと引き分け。今節の先発メンバーにはハメス・ロドリゲスやラダメル・ファルカオ、フアン・クアドラードらが名を連ねた。
ホームで5試合ぶりの勝利を目指すアルゼンチン。開始9分、幸先良く先制ゴールを奪う。ペナルティーエリア手前で得たFKをメッシが直接蹴り込むと、壁を越えたシュートがゴール右隅へ吸い込まれた。クロスバーに当たってゴールネットを揺らす、鮮やかな一撃。エースのファインゴールでアルゼンチンが均衡を破った。
リードを奪ったアルゼンチンは22分、敵陣左サイドでのボール奪取から最終ラインへ戻し、右サイドへ展開。敵陣中ほどの位置でパスを受けたメッシが左足に持ち替えてドリブルでカットインすると、ゴール前へ緩やかな浮き球のパスを供給する。相手DFの頭上を越えたボールは、背後で待っていたルーカス・プラットへピンポイントで通った。フリーの状態で放たれたヘディングシュートがゴール右隅へ決まり、アルゼンチンがリードを広げた。
前半は2-0で終了。アルゼンチンが2点リードを奪い、優位に立って後半に臨んだ。後半は互いに得点が生まれないまま推移。アルゼンチンは79分にゴンサロ・イグアインを投入して追加点を狙いにいった。
そして84分、勝利を決定付けるゴールが決まった。メッシが敵陣右サイドでボールを奪い、ドリブルでペナルティーエリア右奥に入って中央へ折り返す。フリーで待っていたディ・マリアは、ゴールエリア内から左足で押し込むだけだった。難なくゴールネットを揺らし、アルゼンチンが3-0とリードを広げた。
試合は3-0で終了。アルゼンチンが快勝し、南米予選5試合ぶりの勝利を収めた。アルゼンチンは勝ち点を「19」に伸ばし、5位に浮上。敗れたコロンビアは6位転落となった。
南米予選の次節は3月23日、アルゼンチンはチリと、コロンビアはボリビアと、それぞれホームで対戦する。
【スコア】
アルゼンチン代表 3-0 コロンビア代表
【得点者】
1-0 9分 リオネル・メッシ(アルゼンチン代表)
2-0 22分 ルーカス・プラット(アルゼンチン代表)
3-0 84分 アンヘル・ディ・マリア(アルゼンチン代表)
By サッカーキング編集部
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