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豪州のスポーツマンシップに感銘…川澄、次戦は「心に響く試合を!」

2015.06.29

オーストラリア戦に出場したなでしこMF川澄奈穂美 [写真]=FIFA via Getty Images

 なでしこジャパンのMF川澄奈穂美が、28日に自身の公式ブログ(http://ameblo.jp/nahomi-kawasumi/)を更新し、27日にFIFA女子ワールドカップ・カナダ2015の準々決勝で対戦したオーストラリア女子代表のスポーツマンシップを称えた。

 なでしこは、同大会の準々決勝でオーストラリアと対戦し、1-0で勝利を収めベスト4進出を決めた。川澄は、試合後に公式ブログでまず、「昨日は応援ありがとうございました。みなさんのパワーでなんとかしぶとくベスト4に残っています。いつも思うんですけど、仲間たちがたくましすぎて眩しいです」と報告し、勝利を喜んだ。

 そして、「昨日日本は勝つことができましたが、勝ったチームがいる=負けたチームがいるということです」と続けると、「オーストラリアは負けて本当に悔しかったと思いますが、試合後握手をするときに、『good luck!!』『great game!!』と、言ってくれました。あるスタッフは、『良いゲームだった!この先の幸運を祈っているよ!』(英語で)と」と、オーストラリアのスポーツマンシップに感銘を受けた様子。

 さらに、「ある選手は、クールダウンをする日本選手の元へわざわざ足を運び、一人ひとりに握手と感謝を伝えに来てくれました!」と明かすと、「負けた後になかなかできることではないと思いますが、そんなスポーツウーマンシップ溢れるオーストラリアと対戦できてとても良かったです」と、対戦相手を称えている。

 それを受けて川澄は、「勝ったチームは自分たちに負けたチームの選手たちの気持ちも背負って戦わなければいけません!次の日本の試合を観て『このチームに負けたなら仕方ないな!』って、思ってもらえるような試合をする責任があると思います!」と、準決勝のイングランド戦に向けて意気込むと、「結果云々ではなく、心に響く試合を!!そのためにはまず何よりも自分たちがサッカーを思いっきり楽しむことなんですけどね!!そうすれば自ずと結果はついてくるものです!」とコメント。

 しかし、「結果云々ではないとか言ってますけど、やっぱり結果には貪欲にいきますよあたしって結構欲張りで熱いヤツなんですよ」と、決勝進出も誓った。

 また、川澄は、 INAC神戸レオネッサにレンタル移籍で所属していた経験があるオーストラリア女子代表DFクレア・ポーキングホーンについてや、現地ホテルのハウスキーパーさんからもらった応援メッセージについても綴っている。

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