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同僚ラームの代表引退にミュラー「僕たちの友情には影響されない」

2014.07.19

ラーム(中央)との友情を語ったミュラー(左) [写真]=FIFA via Getty Images

 バイエルンに所属するDFフィリップ・ラームは18日、ブラジル・ワールドカップを最後に、ドイツ代表を引退する意思を明らかにした。

 同国代表の主将として、通算4度目の優勝に導いた30歳のラームの代表引退表明に、多くの関係者が反応した。ドイツ紙『ビルト』が伝えた。

 ともに代表としてワールドカップ優勝を果たし、クラブでも同僚であるトーマス・ミュラーは、「僕と彼の友情は、彼が代表でプレーしているかどうかには影響されない」とコメント。

 バイエルンのマティアス・ザマーSD(スポーツ・ディレクター)が、「本当にびっくりさせられるニュースだ。しかし、これはフィリップが自分で出した決断だ。いずれにしても、彼には最大のリスペクトを持たなければならない」と話すと、元バイエルン、そして元ドイツ代表のGKであるゼップ・マイアー氏は、「30歳で(代表を)辞めてしまうのはいささか早い気もする。しかし多くの選手は、自身にとって最高の時に代表のキャリアを辞めたがるものだ」と見解を述べた。

 また、元ハンブルガーSVの選手で、現役通算400ゴール以上を決めているウーヴェ・ゼーラー氏は、「私だけではなく、全ての人間が驚いたのではなかろうか。ドイツ代表にとっては非常に大きな損失だ。ただ、幸いにも我々は多くの才能溢れる若い選手を抱えている」と、ラームの代表引退を惜しみつつ、将来への期待感も語っている。

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