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決勝へ意気込むクローゼ「最後で負けてしまったら意味がない」

2014.07.11

記者会見に出席したクローゼ [写真]=Getty Images

 ドイツ代表FWミロスラフ・クローゼが、13日に行われるブラジル・ワールドカップ決勝への思いを語った。『FIFA.com』が、会見に臨んだ同選手のコメントを掲載している。

 ドイツ代表は8日に行われた準決勝で開催国のブラジル代表と対戦し、7-1で勝利を収めた。クローゼは大勝に満足感を示しつつも、既に気持ちを切り替えて、決勝のアルゼンチン代表戦について考えていると明かした。

「ブラジルとの試合はとても楽しいものだったね。けれど、24時間後にはもう切り替わっていたよ。次の試合は、僕たちが持っている力を全て出し切る必要があるんだ。ここまで勝ち進んできたのに、最後で負けてしまったら意味がない」

 また、クローゼはブラジル戦でチームの2点目を記録。ワールドカップでの通算得点を16として、歴代単独トップに立った。クローゼは、新記録樹立に満足感を示したが、決勝戦で敗れれば、その喜びが半減すると語った。

「通算得点ランキングでロナウドの持っていた記録を上回った。とても素晴らしい気分だよ。でも決勝戦で敗れてしまえば、その喜びは半減してしまう」

 最後にクローゼは、ドイツ代表が有利であるとの見方に警鐘を鳴らした。

「多くの人たちがタイトルはすでにドイツの手の中だと言う。しかし、ここはアルゼンチンにとってホームも同様だ。全てを出し尽くして戦わなければいけない。時間はあっという間にすぎてしまう。決勝で敗れてしまえば、ブラジル戦の勝利も遠い過去の話になってしまうんだ」

(記事/超ワールドサッカー)

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