ブラジルW杯でハットトリックを達成したシャキリ（右から2番目） [写真]=Getty Images
ローマが、バイエルンに所属するスイス代表MFシェルダン・シャキリの獲得に動きを見せているようだ。イタリアメディア『スカイスポーツ』が報じている。
シャキリはスイス代表としてブラジル・ワールドカップに出場し、全4試合で先発出場を果たした。グループステージ第3節のホンジュラス代表戦ではハットトリックを記録して、グループステージ突破に大きく貢献した。
報道によれば、シャキリの活躍に目を付けたローマが、すでにバイエルンと交渉を開始。シャキリの市場価格は、2000万ユーロ（約27億6900万円）と報じられている。
同メディアは、ローマが先日、インテルにブラジル人DFドドを放出して得た移籍金をシャキリの獲得費用に当てるだろうと報じている。しかし、ドドの移籍は2年間のレンタルで、条件付きの買い取りオプションが盛り込まれているもの。ローマは現時点でレンタル料の120万ユーロ（約1億6600万円）しか手にしていない。残りの780万ユーロ（約10億7900万円）を得るためには2年を要するため、シャキリ獲得のためにはさらなる資金が必要だと見られている。
（記事／超ワールドサッカー）