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ペケルマン監督がJ・ロドリゲスを称賛「観る者にとってご馳走」

2014.07.06

ブラジルに敗れ涙を流すコロンビア代表J・ロドリゲス(左)に寄り添うペケルマン監督(右) [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップ敗退が決まった直後、コロンビアサッカー連盟がホセ・ペケルマン監督に続投を打診していたことがわかった。ただし本人はその事実を認めていない。大手メディア『ESPN』が伝えている。

 ワールドカップの準々決勝で敗退したコロンビア代表。チームは敗れたが、16年ぶりにワールドカップ出場へと導いた上に、コロンビア代表史上最高の成績(ベスト8)を残したペケルマン監督の功績は、コロンビア国内で高く評価されている。

 ペケルマン監督は今回のワールドカップを振り返って、次のように総括した。

「我々は力を出し切って敗れたのだから、何も恥じることはない。勝ち上がれなかったことは悔しいが、胸を張って大会を去る。そしてたくさんのコロンビアサポーターに支えてもらったことを心より感謝している。私が選んだ選手は皆全力を尽くしてくれた。優秀な選手ばかりだが、最優秀選手を一人選ぶならハメス・ロドリゲスになる。彼のプレイは本当に素晴らしいものだった。南米予選のときより優れたパフォーマンスでチームを引っ張ってくれた。ハメスのプレイを見られることは観る者にとって“ご馳走”であり、彼は今後さらに成長するだろう」

 その一方で自分たちに土をつけたブラジル代表のことも、ペケルマン監督は祝福した。

「勝利は信頼を構築することができる。ブラジル代表はそれを継続させている。そこにはリスペクトする以外にない。開催国という重圧もある中で優勝という目標に邁進しているブラジルを、私は素直に尊敬している。我々を敗退に追い込んだのだから、是が非でも目標を達成してほしいと願っている」

(記事/Cartao Amarelo)

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