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メキシコ代表ドス・サントス、判定に不満「有名チームに特別待遇」

2014.06.30

先制ゴールを挙げて奮闘したドス・サントス(右) [写真]=Getty Images

 メキシコ代表は29日、ブラジル・ワールドカップ決勝トーナメント1回戦でオランダ代表と対戦し、1-2で敗れた。メキシコ代表FWジオバニ・ドス・サントスは、この試合での主審の判定に不満を爆発させている。スペイン紙『マルカ』が伝えた。

 メキシコはドス・サントスのゴールで先制するも、MFウェズレイ・スナイデルのゴールで同点とされる。そして、後半アディショナルタイムにFWクラース・ヤン・フンテラールにPKを決められて逆転負けを喫した。PKはDFラファエル・マルケスがFWアルイェン・ロッベンを倒したものだが、微妙な判定ということもあり、試合後はメキシコ陣営がこぞって不満を露にしていた。

 ドス・サントスはロッベンのPKがダイブだった主張。さらに、同選手は今大会でメキシコが常に不利な判定を受けてきたことについて怒りを見せている。

「ロッベンは以前からダイブしていた。でも、それが罰せられることはなかった」

「このプレーについてだけ言われているけど、僕たちは最初の試合から常に不当な扱いを受けていた」

「もし、僕たちに同様のプレーが起きたらPKは与えられなかっただろう。以前も確実にPKの場面があった。有名なチームは常に特別な待遇を受けている。レフェリーは僕たちに勝利させたくなかったんだろうね」

メキシコ代表は、1994年のアメリカ・ワールドカップから6大会連続のベスト16敗退となっている。

(記事/超ワールドサッカー)

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