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給水タイムがW杯初の実施、32度を超えた試合で前後半3分ずつ

2014.06.30

オランダ対メキシコで今大会初の給水タイムが実施 [写真]=VI-Images via Getty Images

 ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント1回戦が29日に行われ、オランダ代表とメキシコ代表が対戦。後半開始早々にジオバニ・ドス・サントスのゴールでメキシコが先制するも、88分にウェズレイ・スナイデル、アディショナルタイムの94分にはクラース・ヤン・フンテラールのPKにより、オランダが土壇場から逆転勝利をおさめ、2-1で勝利し、2大会連続のベスト8進出を決めた。

 同試合では前半30分過ぎと、後半の75分過ぎの計2回、3分間ずつの給水タイムによるインターバルが設けられた。

 FIFA(国際サッカー連盟)は試合が32度、湿度68%で行われたことを発表。FIFAは大会前、「32度を超える気温であった場合、FIFAのメディカルチームはインターバルを取ることを進言する」、「前後半のそれぞれ30分が経過した段階で、3分間の給水タイムを主審が判断する」、「各3分間の時間は前後半のアディショナルタイムに追加する」と発表しており、今大会で初の実施となった。

 今大会では、FK時に壁の距離をわかりやすくするために1、2分で引いたラインが消える「バニシング・スプレー」や、ゴールインかどうかのライン上の際どい判定を見極めるためにカメラを設置した「ゴールライン・テクノロジー」などが新たに導入されている。

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