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元スペイン代表DFプジョル、ワールドカップ決勝の舞台に再び登場

2014.06.29

2010年の南アフリカ大会、スペイン優勝に貢献したプジョル(左) [写真]=FIFA via Getty Images

 2013-14シーズン限りでバルセロナを退団した元スペイン代表DFカルラス・プジョルが、ブラジル・ワールドカップ決勝の舞台に立つことになった。

 もちろん選手としてではなく、決勝で両チームが入場する前にワールドカップのトロフィーをピッチに運び、観衆にお披露目する役割を任されたのだ。2010年の南アフリカ大会では、2006年のワールドカップチャンピオンでイタリア代表のキャプテンだったファビオ・カンナバーロが務めた。今大会、FIFA(国際サッカー連盟)はプジョルを指名し、スペインサッカー協会とプジョルはその要望に応じることを発表した。

 プジョルは南アフリカ大会で、センターバックのレギュラーとして活躍。準決勝のドイツ戦ではヘディングで決勝点を奪うなどスペインのワールドカップ制覇を語る上で欠かすことはできない。

 また、プジョルは同僚をピッチ上で叱咤激励する闘将で、そのキャプテンシーは誰もが認めるものである。スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督は、オランダ戦に敗れた後にすっかり意気消沈してしまったチームを奮い立たせるのに、「プジョルや(カルロス・)マルチェナのような人間を恋しく思う」とコメントしている。プジョルはバルセロナだけでなく、スペイン代表にとっても精神的支柱だった。

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