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噛みつきで処分のスアレス、FIFAへの説明は「バランス崩してぶつかった」

2014.06.29

口元を抑えるスアレス。奥は肩を噛まれたと主張するキエッリーニ [写真]=Getty Images

 リヴァプールに所属するウルグアイ代表FWルイス・スアレスは、24日に行われたブラジル・ワールドカップのグループリーグ最終節イタリア戦において、相手DFジョルジョ・キエッリーニに試合中に左肩口へ噛みつき行為を行ったとして、FIFA(国際サッカー連盟)から、ウルグアイ代表として9試合の出場停止、4カ月間サッカーに関わる全ての活動の禁止、罰金10万スイスフラン(約1100万円)の処分が下された。

 スアレスは試合翌日の25日にFIFAへ書面を提出していた模様で、その内容をイギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えた。

 スアレスは書面で、「皆さんが描いているような、噛みつきやそういった意思はなかった。衝撃があった後、僕はバランスを崩し、体が不安定になった。そして相手の上に落ちた。その瞬間、顔が選手とぶつかり、頬に少しのあざと、歯に強い痛みを覚えた」と説明したようだ。

 その翌日、FIFAはスアレスに対して、前述の処分を言い渡している。スアレスは決勝トーナメントに進出している代表チームとともに行動することや、スタジアムに入ることも不可能なため、すでに母国ウルグアイへ帰国している。

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