スアレスの処分に不服のウルグアイ代表タバレス監督 [写真]=Getty Images
ウルグアイ代表を率いるオスカル・タバレス監督は、同国代表FWルイス・スアレスに4カ月のサッカー活動停止、代表戦9試合出場停止という処分を科したFIFA(国際サッカー連盟)に怒りを見せている。
スアレスは、ブラジル・ワールドカップのグループD最終節でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニに噛み付いたことで処分を受けた。ウルグアイはこの処分が重過ぎるものだとして、FIFAに異議を申し立てる意向を示している。
タバレス監督は、スアレスが噛み付き行為を行ったことを認めながらも、処分の重さに苦言を呈し、同選手がFIFAの“スケープゴート”にされていると主張した。
イギリスメディア『スカイスポーツ』がウルグアイ代表指揮官のコメントを伝えている。
「我々は(スアレスが)噛んだ映像を見た。そして、処分が科されるだろうと思っていたことは否定しない。だが、このような厳しい罰が待ち受けていることは想像していなかった。スアレスだけでなくキエッリーニにも問題はあった」
「この処分により、スアレスとキエッリーニのエピソードは全く違う見方をされる。試合直後にスアレスを攻撃したメディアは、さらに攻撃を仕掛けるだろう」
「この決定で誰が勝利する?誰が敗北する?誰が利益を得る?誰が傷ついた?スアレスは権力者たちにスケープゴートにされたんだ」
(記事/超ワールドサッカー)