エクアドル戦で指示を出すフランス代表デシャン監督 [写真]=Getty Images
ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第3節が25日に行われ、グループEでは、フランス代表がエクアドル代表と対戦し、引き分けに終わっている。フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督は、試合後、ベスト16入りを喜ぶと共に、今後の目標は設定しないことを明言した。フランス紙『レキップ』が伝えている。
デシャン監督は、グループリーグで3連勝とはならなかったが、試合には満足していると語った。
「ベスト16へ進出することが最初の目標だったので、結果には満足している。しかも1位通過したのだからね。メンバーを替えて試合に臨んだが、方向性はこれまでと同じだ。エクアドルは非常に守備が固いチームで、相手は一人少なくなったので、攻撃するのは簡単ではなかった。しかし、決定機を作ることはできたので、決定力が不足していことは事実だ。今夜のドローにネガティブな要素は一切ない」
また、決勝トーナメントのベスト16で、ナイジェリア代表と対戦することについては以下のようにコメントした。
「まだ、ナイジェリアのことは考えていない。ナイジェリアのこと考えるのは明日以降だ。全く知らないチームではないが、さらなる分析が必要だ。現地時間13:00のキックオフなので、明後日(金曜日)から、この時間のプレーに体を慣らさなくてはいけない」
「1つ1つステップを踏んでいくことが大切だ。ここからが本当の戦いのスタートだ。すでに優勝候補と言われたチームが敗退している。しかし、我々はここにいる」
「アルゼンチン戦の前半を見た。(ナイジェリアは)守備への意識が高く、ブロックは固い。能力の高いGKもいるので、難しい試合になるだろう」