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スペイン代表指揮官がGL敗退に動揺?…危うくチリ代表のチームバスに乗車

2014.06.20

敗戦の動揺からか、誤ってチリ代表のバスに乗り込もうとしたデル・ボスケ監督 [写真]=FIFA via Getty Images

 ブラジル・ワールドカップでのグループリーグ敗退を受け、スペイン代表を率いるビセンテ・デル・ボスケ監督は動揺を隠せなかったようだ。

 18日に行われたグループB第2節のチリ代表戦を0-2で落としたスペイン代表。前回チャンピオンが2連敗を喫してグループリーグで姿を消したことは、今大会で予想できなかった最大のニュースの1つと言っていいだろう。

 “ラ・ロハ”が敗れた18日の夜は、スペイン中がショックに包まれたが、デル・ボスケ監督も“まさかの行動”でその動揺を表に出してしまった。イギリスメディア『メトロ』が指揮官の行動を映像付きで報じた。

 その行動は試合終了後、チームバスに乗り込む場面でのことだった。デル・ボスケ監督は、会場から出て正面に停めてあるチームバスに乗り込もうとしたが、ドアの横に立っていたスタッフが制止。そのスタッフが手に持っていたのは、チリ国旗が描かれた看板。つまり、デル・ボスケ監督は、決勝トーナメント進出を決めて歓喜に沸くチリ代表のチームバスに乗り込んでしまうところだったのだ。

 幸い、スタッフが止めたことにより、デル・ボスケ監督は「申し訳ない」といったジェスチャーと挨拶をした後、スペイン代表のチームバスに乗り込んでいった。もしも、同監督が誤ってチリ代表のチームバスに乗ってしまっていたら、指揮官とチリ代表側は果たしてどんな顔で対面したのだろうか。

(記事/超ワールドサッカー)

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