FOLLOW US

ジェラード、W杯直前試合での相手反則に怒り「くだらないファール何度も」

2014.06.09

相手選手に抗議するジェラード(左) [写真]=Getty Images

 イングランド代表は7日、ブラジル・ワールドカップに向けた最終遠征地のアメリカのマイアミ、サンライフ・スタジアムで行われたホンジュラスとの親善試合で、0-0と引き分けた。

 試合は前半、雷のため約40分中断され、66分にはホンジュラスのDFブライアン・ベッケルスが2枚目の警告で退場処分となったが、イングランドは再三の好機を決めきれずに終わった。

 イングランドのロイ・ホジソン監督は試合後、次のように語った。

 「ホンジュラスは身体勝負を挑んできた。試合はファウルによって何度も止まったし、久々に期待外れに終わっ た。長い中断を挟んだが、我々は上手く対応したし、後半の相手は防戦一方だった。相手は選手全員が自陣に戻って守備をし、我々は好機を生 かせなかった。この試合のことはすぐに忘れるだろう。結果は引き分けでも構わないし、けが人が出なかったことと、中米のチームを経験でき たことは収穫だ。これで遂に本番を迎えるだけとなった。選手たちは全員、万全な状態にある」

 一方、イングランドの主将であるMFスティーヴン・ジェラードは「好機の数では僕らが上回っていたけど、期待外れに終わった。主審は酷かったし、試合も中断された。相手はくだらないファウルを何度もしていたし、試合にリズムが無かった。不満の募る試合だったけど、無失点に抑え、けが人を出さなかったのは安心だ。」と不満を口にしつつも、前向きに話した。

 イングランドはブラジルでの拠点となるリオ・デ・ジャネイロにすでに移動しており、14日にマナウスで行われるワールドカップD組初戦、イタリア戦に備える。

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO