2ゴールの活躍を見せて勝利に貢献したビジャ(中央) [写真]=Getty Images
エルサルバドル代表vsスペイン代表の国際親善試合が7日、アメリカのワシントンで行われた。
ハムストリングを負傷していたジエゴ・コスタを先発で起用したスペインは、[4-3-3]を採用。3トップは右からペドロ・ロドリゲス、ジエゴ・コスタ、アンドレス・イニエスタを配置した。開始2分、ジエゴ・コスタがペナルティーエリア内でGKに倒され、PKを獲得。しかし、キッカーのセスク・ファブレガスはシュートを大きく枠の上に外してしまう。
その後も敵陣で試合を進めたスペインだったが、決定機を生み出せないまま時間を消化してしまう。そこでビセンテ・デル・ボスケ監督は、後半からダビド・ビジャ、ダビド・シルバ、サンティ・カソルラの3選手を投入する。
すると60分、ショートコーナーの流れからスペインが均衡を破る。シャビ・アロンソが左サイドからクロスを送り、ペナルティーエリア右のセルヒオ・ラモスがヘッドで折り返したところを、最後はビジャが頭で押し込んだ。
さらに88分には、シルバの浮き球パスを、ビジャが見事なトラップ処理からボレーシュートを蹴り込み、2-0と突き放す。その後、ジエゴ・コスタを下げてシャビ・エルナンデスを投入したスペインが危なげなく2-0で勝利。白星で強化試合を終えたスペインは、13日にオランダ代表とのワールドカップ初戦を迎える。
【スコア】
エルサルバドル 0-2 スペイン
【得点者】
0-1 60分 ビジャ(スペイン)
0-2 87分 ビジャ(スペイン)
(記事/超ワールドサッカー)