移籍希望を語ったFWルカク [写真]=Getty Images
チェルシーに所属するベルギー代表FWロメル・ルカクが移籍を希望していることを明かした。
2011年にアンデルレヒトからチェルシーに加入したルカクだが、1年目はリーグ戦で8試合に出場したのみ。その後の2シーズンはウェスト・ブロムウィッチとエヴァートンにレンタルで放出された。それでもルカクは、レンタル先でゴールを量産する活躍を見せ、自身の価値を証明してきた。
一方、ルカクの保有権を持つチェルシーは、アトレティコ・マドリードのスペイン代表FWジエゴ・コスタの獲得が間近に迫っていると伝えられている。ルカクは、クラブの姿勢に呆れているようだ。イギリス紙『テレグラフ』が大型ストライカーのコメントを伝えた。
「チェルシーのことを知っているだろう? 毎年のようにトップストライカーを買うんだ。去年、ドレッシングルームに入った時のことを覚えている。サミュエル・エトーとデンバ・バがいたんだ。そして僕は、出て行くことになりそうだと思ったよ。ここでは、いったい何が起こっているんだ?」
「だが、問題はない。多くのクラブが僕に興味を抱いている。今は自分のことに集中しなければいけない。ワールドカップで良いプレーをしないとね。移籍を見据える選手全員にとって興味深い大会だ。そして、僕もその一人だ。チェルシーは僕の思いを知っているよ」
ルカクに関してはこれまで、アトレティコ・マドリードやドルトムント、トッテナムといったクラブが獲得に興味を示していると伝えられてきた。
(記事/超ワールドサッカー)