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スペイン代表DFピケ、W杯連覇へ向け「前回と同じいい感触がある」

2014.06.05

会見の席で笑顔を見せるピケ [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップに向け、合宿を張っているアメリカ・ワシントンで、スペイン代表DFジェラール・ピケが記者会見に応じた。ピケは連覇の懸かるワールドカップについてや、センターバックを組むDFセルヒオ・ラモスについてなどを語った。

――自身のコンディションについて。
「とてもいい状態だ。リーガ最終節のアトレティコ・マドリード戦の前には少ししかトレーニングしていなかった。その前は5週間と少し、プレーできていなかった。今はいい感覚を取り戻している。午前、午後にトレーニングを行い、フィジカルも上がってきている。足の状態もよく、トレーニング日数はあと少ししか残されていないけど、僕の調子はいい。自分のコンディションにとても満足している」

――ワールドカップについて。
「たしかに今は胸に星がついているけど、前回のワールドカップと取り組む姿勢は変わらない。2010年は忘れられない時を過ごした。今回のワールドカップも前回と同じいい感触を掴んでいる。僕たちは素晴らしいチームを持ち、全てを熱望している。世界王者だから、他のチームは前大会よりも僕らに敬意を払うかもしれない。だけどもし素晴らしい選手が集まっていれば、あとはフィーリングによると思う。チームはとても高いレベルにある」

――ジエゴ・コスタについて。
「すごくいい状態だと思う。意欲に溢れているし、ブラジルという彼にとっては特別な国で、スペイン代表として大事な大会に挑むことでモチベーションはすごく高い。負傷は回復し、チームを構成する大事な一人となるだろう。活躍するには、筋肉は最高の状態でなければいけないだろうけど、いい状態だと思うし、彼がワールドカップでパーフェクトであることに期待している。まだワールドカップ開幕まで日数はある。何の問題もないだろう」

――セルヒオ・ラモスについて。
「とてもとても素晴らしい時期を過ごしている。多くの信頼を勝ち取っている。いつも世界最高の選手の一人であり、彼の横でプレーできることをいつも名誉に思う。彼のシーズン終盤のような美しい時間をワールドカップでも過ごせることを期待しているし、彼は僕たちを全力でアシストしてくれるはずだ」

――優勝候補について。
「僕たちは優勝候補ではない。2006年はイタリアが勝ち、2010年僕らは優勝候補の本命ではなかった。何でも起こる可能性があるし、多くの優勝候補がいる。このグループでは僕らは確かに通過の筆頭候補になるだろうけど、だけどブラジル、アルゼンチン、ドイツと多くのチームがタイトルを勝ち取る可能性を持っている」

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