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スペイン代表指揮官、W杯メンバーは「どの選手も代表に値する」

2014.05.30

会見で笑顔を見せるデル・ボスケ監督 [写真]=Getty Images

 30日に行われるボリビアとの親善試合に向けて、スペイン代表は29日にマドリードから試合会場のセビージャに移動した。セビージャでは試合会場となるサンチェス・ピスフアンで約1時間の公開トレーニングを行い、1000人のファンが駆けつけた。

 ビセンテ・デル・ボスケ監督はチームをふたつのグループに分けて、トレーニングを行った。シャビジェラール・ピケ、フェルナンド・トーレス、フアン・マタ、サンティ・カソルラ、アンデル・イトゥラスペ、アルベルト・モレーノ、ラウール・アルビオルとペドロ・ロドリゲスがビブスを着たグループだった。もう一方のグループはハビ・マルティネス、セサル・アスピリクエタ、アンドレス・イニエスタセスク・ファブレガス、セルヒオ・ブスケッツ、ジェラール・デウロフェウ、ダビド・シルバとジョルディ・アルバだった。

 ストレッチの後にポゼッションをテーマにしたパス回しのトレーニングを行い、シュート練習も行った。シュート練習ではペドロとアルベルト・モレーノが左サイドから、デウロフェウとアスピリクエタが右サイドからそれぞれクロスをあげ、ゴール中央に合わせていた。

 デル・ボスケ監督は試合前日会見でこう話した。地元紙『マルカ』が伝えている。

「(デウロフェウ招集について)若く、いいプレーをしていたのでデウロフェウを私たちは招集した。また彼を信じているからこそ、代表にやって来た。負傷者が出れば、オプションとなる。並外れた選手だ。私たちは以前にも(マルティン)モントーヤのように若い選手を代表に招集してきたことがある」

「(ボリビア戦ついて)19名の選手がおり、17選手をボリビア戦では起用する。各選手の出場時間は見ていき、管理していきたい。3日間トレーニングを行い、どの選手も代表入りに値する選手たちばかりだ」

「(負傷中のジエゴ・コスタ、ヘスス・ナバスについて)両選手とも見通しはポジティブなものだ。明日検査を行い、土曜日に決断を下さなければならない」

「(ボリビア戦未招集のネグレドについて)30名の候補メンバーなのだから、ワールドカップに招集される可能性はある。誰か負傷するかもしれないからだ。30名のリストにいる全選手にはオプションが残っている」

「(ワールドカップ本大会について)通常通り開催されることを期待している。今までの大会でも開催を反対する抗議はあったし、ワールドカップは通常通り進行していくと思う」

「(選手のフィジカルコンディションについて)選手たちのフィジカルはいい状態だ。彼らは強度の高いシーズンを過ごしてきた。私たちは選手たちにもっと力を入れることを要求していく。選手たちの身体はとてもいいコンディションだと私たちは見ている。ワールドカップの初戦である6月13日にはできるだけ選手たちが最高の状態でいられるように務めていく」

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