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W杯直前合宿を開始したドイツ代表、負傷中の2枚看板は治療を優先

2014.05.22

ドイツ代表の合宿地であるイタリアの南チロル地方入りしたポドルスキ(左)とエジル(右) [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドイツ代表は21日、ブラジル・ワールドカップ本大会に向けた直前合宿を開始した。

 しかし、予定時間より若干遅れてホテルに到着した同代表候補メンバーの中には、17日に開催されたDFBポカール決勝で負傷したバイエルンGKマヌエル・ノイアーと、同DFフィリップ・ラームの姿はなく、医療スタッフを含めた話し合いの末、彼らはミュンヘンでの治療を優先させるとのこと。

 今週始めにヨアヒム・レーヴ監督が「仮にノイアーとラームがけがのため、トレーニングに参加できないとしても、彼らが合宿初日からチームに帯同することが大事なんだ」と語っていただけに、両名の負傷の程度は気になるところだ。

 周囲の不安を煽らないためか、主将である後者は自身のフェイスブックで「たぶん2日後に合流すると思う」と発表しているが、正GK最有力候補であるノイアーの明確な合流時期はいまだ明らかにされていない。

 専門誌『スポーツビルト』によると「早ければ来週月曜には27名の候補メンバー全員が揃う」ようだが、果たして…。

 また、膝蓋腱に痛みを訴えているMFバスティアン・シュヴァインシュタイガーも、最初に実施されたフィットネストレーニングを辞退し、軽いジョギングのみにとどめた。キャンプ初日から医療スタッフはフル稼働を強いられている。

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