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イングランド主将ジェラード、W杯へ決意「団結し、最善尽くす」

2014.05.19

イングランド代表で主将を務めることになるジェラード [写真]=Getty Images

 リヴァプールのイングランド代表主将、MFスティーヴン・ジェラードが6月に行われるブラジル・ワールドカップに臨む23人のメンバーに選ばれた若手選手たちに賛辞を送るとともに、本大会に向けた意気込みを語った。

「若手に恐れるものは何もないから、ワールドカップに行って自分たちのプレーを楽しんでほしいと願っている。今シーズンは多くの若手が素晴らしい活躍を見せたし、監督もブラジルで彼らにそれを続けてほしいと思っているだろう。年配の選手は若手の重圧を取り払い、上手く付き合っていきたい」

「僕がここで『ワールドカップを優勝するつもりだ』と言うのは、ばかばかしいし、甘すぎると思う。ただ、保証できることは、僕らがワールドカップで全力を尽くすということだ」

「世界中の強豪国が同じものを目指して戦うが、僕らにできることは団結して最善を尽くし、下馬評を覆せるよう努力することだ」

「周囲の期待が低いことは僕らにとってプラスだと思うけど、一方で夢を思い描くことに害はないと思う。僕らも夢を思い描いているし、誰しも常に『もし優勝したら…』、『もしワールドカップで成功を収めたら…』と考えている」

「非常に難しい大会だが、チームの中には上手くやれるという自信と期待がある。大会は間近に迫っているし、月曜日からポルトガルで合宿が始まるから、自身と期待は膨らんでいる」

 今月30日に34歳の誕生日を迎えるジェラードは今回のワールドカップが3度目で、主将を務めるのは前大会に続いて2度目となる。ジェラードはリヴァプールと2016年夏まで契約を延長したが、今回のワールドカップ終了後に副主将のフランク・ランパード(36)と 共に代表を引退することが囁かれている。

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