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イングランド最年少18歳でW杯行き切符を手にしたショーが喜び語る

2014.05.16

W杯メンバーに18歳で選出されたショー [写真]=Getty Images

 6月にブラジルで行われるワールドカップのイングランド代表メンバー23人に選ばれた最年少の18歳DFルーク・ショーが、驚きを表すとともに本大会へ向けた意気込みを語った。

 左サイドバックのショーはサウサンプトンで日本代表DF吉田麻也とプレーし、今シーズンは主力として通算36試合に出場。選手協会によるベストイレブンにも選出された。

「僕は本気でまだ信じる事ができない。アシュリー・コールがワールドカップへ行かないと分かった時は、『僕が行くのかも』とは思ったけど、『絶対に行くんだ』と思い過ごしたくはなかった」

「発表前夜にはみんな監督から電話を受けていたと思ったし、夜10時過ぎに(同僚の)ララナやランバートに聞いたら彼らにも電話が無かったから、僕らは予備登録の7人になったと思った」

「翌日午後に正式メンバーが発表された時、僕は家族とテレビの前に座り、『18歳の僕がワールドカップへ行くんだ』と思いを巡らせていた。4年前、僕は自宅のソファーで大会を観戦していたから、かなり変な感じがするだろう」

「僕はワールドカップに行くことに、まだビックリしている。ホジソン監督は数多くの試合を観戦していたから、誰もが招集されるかもしれないと頭の中で考えていた。でも、自分の招集は予想もしなかったし、18歳でワールドカップで国を代表する選手になる事は世界最高の感覚だ」

「1年前、僕はU-21代表でデビューしたばかりだったけど、今回はワールドカップに行く。状況は目まぐるしく変わる。僕はただブラジル行きの飛行機に乗れるよう、けがをしないように祈るつもりだ」

 ショーと同じポジションにはエヴァートンのDFレイトン・ベインズが主力として存在するため、実際にショーが本大会でどれだけ出場機会を得られるかどうかは定かではない。だが、イングランドで10代の選手がワールドカップに行くのは、2006年ドイツ大会を17歳で経験したアーセナルのFWセオ・ウォルコット以来のことで、当時もメディアやファンの目を主力選手たちから逸らす役割を果たしたため、今回もそうした狙いがあると見る批評家も少なくない。

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