バイエルンが今季初黒星を喫した [写真]=Bongarts/Getty Images
ブンデスリーガ第29節が5日に行われ、アウクスブルクとバイエルンが対戦した。
リーグ戦28試合を終えて勝ち点78を積み上げ、史上最速での優勝を既に決めている首位バイエルン。53試合負けなしで臨む敵地での一戦では、GKマヌエル・ノイアーやトニ・クロース、マリオ・マンジュキッチらが先発メンバーに名を連ねた。アルイェン・ロッベンやフランク・リベリー、フィリップ・ラームらはベンチからも外れた。
先制点を挙げたのはアウクスブルクだった。31分、左サイドでボールを奪うと、ザシャ・メルダースへのスルーパスが通る。最終ラインの背後を取ったメルダースは、ペナルティーエリアに入って左足シュートを突き刺した。前半はアウクスブルクが1点をリードして終えた。
1点を追うバイエルンは、47分にマンジュキッチがヘディングシュートを放ったが、枠のわずかに右へ。50分にはハビ・マルティネスのヘディングシュートが枠を越えた。68分、ダヴィド・アラバが右足で放ったミドルシュートは、左ポストを直撃。76分には、アラバが左サイド深くまで突破し、折り返しにトーマス・ミュラーが合わせたが、GKに阻止された。
バイエルンは最後まで同点に追いつくことができず、試合は0-1で終了。敵地で敗れたバイエルンは、今シーズン初黒星を喫した。昨シーズンから続いていた無敗記録は53で止まり、ドイツ史上初となるリーグ無敗優勝達成を逃している。