先制点を挙げたイカルディに抱きつく長友 [写真]=Getty Images
セリエA第32節が5日に行なわれ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとボローニャが対戦。長友は、2試合ぶりに先発出場した。
ホーム戦に臨んだインテルは序盤から攻め込むと、開始6分に先制点を挙げた。長友が左サイド深くでボールを受けると、右足でクロスを供給。最後はゴール前のマウロ・イカルディが、左足のダイレクトシュートを合わせ、ゴールネットを揺らした。
開始早々に均衡を破ったインテルだったが、追加点を挙げられずにいると、35分にボローニャのミケーレ・パツィエンツァに得点を許してしまい、同点に追いつかれた。
試合を振り出しに戻されて後半を迎えると、勝ち越せずにいたが63分にまたもイカルディが得点。ドリブルでゴール前まで持ち込んだエルナネスから左サイドでボールを受けると、右足でミドルシュートを突き刺した。
ところが、リードも束の間。73分に右サイドからクロスを上げられると、ロランドがクリアミス。ゴール前にこぼれたボールをパナギオティス・コネに蹴り込まれて、またも同点に追いつかれてしまった。
インテルは、83分にロドリゴ・パラシオがペナルティエリア内で倒されて、PKを獲得。勝ち越しの絶好機を得たが、途中出場していたディエゴ・ミリートの放ったシュートはGKの好セーブに遭い、勝ち越しゴールとはならなかった。
2度追いつかれたインテルは、3点目を挙げられずにタイムアップを迎え、2-2のドロー。3試合連続の引き分けで、4試合勝利なしとなった。なお、長友は5試合ぶりにフル出場した。