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長友が3戦ぶり出番なしのインテル、土壇場に追いつかれ3戦未勝利

2014.04.01

打ち合いの末、ドロー決着となった [写真]=Getty Images

 セリエA第31節が3月31日に行なわれ、リヴォルノと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦。長友は、2試合ぶりのベンチスタートとなった。

 インテルはアウェー戦となったが、序盤から攻勢をかける展開を見せた。28分にエルナネスが放ったミドルシュートはゴール脇に外れたが、37分に先制点を奪う。左サイドからリカルド・アルバレスの上げたクロスを、ファーサイドのロドリゴ・パラシオがヘディングで折り返す。ゴール前でマウロ・イカルディがボレーシュートを打ち損じたが、走り込んできたエルナネスが右足でシュートを蹴り込んだ。

 今冬加入したエルナネスの移籍後初ゴールで先制すると、43分にも中盤からドリブルで持ち上がったズドラフコ・クズマノヴィッチが、中盤からシュートを狙う。ミドルシュートはGKに弾き出されてしまったが、前半アディショナルタイムに波状攻撃から追加点を挙げた。右サイドのジョナタンのクロスから、ゴール前でパラシオがボレーシュートを叩き込み、リヴォルノゴールを揺らした。

 2点リードで後半を迎えたが、53分に左CKを与えると、ゴール前にグラウンダーのボールを入れられて、パウリーニョにダイレクトシュートを決められた。1点差に迫られると、リヴォルノに盛り返される時間帯が続いた。

 インテルは69分にエルナネスに代えてフレディ・グアリンを投入。75分にフアンがマルコ・ベナッシをペナルティエリア内で倒してしまったが、PK献上とはならなかった。77分には、パラシオのパスからイカルディが抜け出すが、シュートはDFのブロックに遭う。こぼれたところをグアリンが拾ってシュートを狙ったが、枠を外した。

 インテルは79分にジョナタンとの交代で、ハビエル・サネッティをピッチに送り出す。ところが、86分にグアリンのバックパスがパウリーニョに奪われると、GKとの一対一でシュートを流し込まれ、同点に追いつかれてしまった。

 土壇場で追いつかれると、87分にアルバレスに代えてルーベン・ボッタを投入したが、勝ち越し点は奪えずにタイムアップを迎えた。2点のリードを追いつかれ、2-2と引き分けたインテルは、3試合連続勝利なしとなった。

 なお、長友に出番はなく、3試合ぶり今シーズン3試合目の欠場となった。

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