ドリブルを仕掛ける長友佑都(右) [写真]=Getty Images
セリエA第27節が9日に行われ、日本代表DF長友佑都の所属するインテルとトリノが対戦。長友は先発出場した。
ホーム戦に臨んだインテルは、序盤から圧倒的に攻め込んだ。26分に、フレディ・グアリンが右サイドを突破してクロスを送ると、ゴール前でロドリゴ・パラシオがフリーでヘディングシュート。しかし、GKの好セーブで弾き出され、先制点とはならなかった。
それでも、30分に左サイドのパラシオが中央にエステバン・カンビアッソにボールを預けてゴール前に侵入。浮き球のリターンパスをペナルティエリア内で受けると、ヘディングで合わせてゴールネットを揺らした。
先制に成功したインテルは、1点差のまま前半を折り返すと、後半も攻勢を続けた。追加点を奪えずに終盤を迎えると、80分には長友のパスを得たエルナネスがペナルティエリア内でシュートを放った。しかし、わずかにゴール脇に外れたことで、2点目とはならなかった。
インテルは攻め込みながらも追加点を奪えなかったが、トリノを完封。1-0で勝利を収め、3試合ぶりの勝利を挙げ、5試合負けなしとなった。なお、長友はフル出場している。