建設の遅れが指摘されたクリチバの競技場 [写真]=FIFA via Getty Images
ブラジル・ワールドカップで4試合の開催が予定されているクリチバの競技場(アレナ・ダ・バイシャーダ)について、FIFA(国際サッカー連盟)のジェローム・バルク事務総長が、建設の遅れを指摘し、警告した。イギリスメディア『BBC』が21日に伝えている。
同メディアによれば、21日に競技場を視察したバルク事務総長は、建設状況について、「デリケートで複雑な状況だ。正直に言って、現在の状況は好ましいものではない。単なる遅れではなく、予定よりも非常に遅れている」と、語った。そして、クリチバをワールドカップの開催都市に残すかどうかの決定を、2月18日に発表するとコメント。クリチバが開催都市から除外される可能性が報じられた。
クリチバのアレナ・ダ・バイシャーダは、1914年に完成した競技場で、現在はアトレチコ・パラナエンセのホームスタジアムとなっている。ワールドカップでは、6月23日のオーストラリア代表vsスペイン代表など、グループステージ4試合の開催が予定されている。