突破を図る長友佑都(右) [写真]=Getty Images
セリエA第20節が19日に行われ、ジェノアと日本代表DF長友佑都の所属するインテルが対戦。長友は先発出場した。
アウェー戦に臨んだインテルは、序盤からチャンスを作り出した。10分にエステバン・カンビアッソのスルーパスを受けたジョナタンがペナルティエリア内からシュートを放つ。しかし、GKの好セーブによって先制とはならなかった。
14分には、ジェノアのGKのミスキックをロドリゴ・パラシオが拾ってミドルシュートを放ったが、枠を捉えきれなかった。18分にも、左サイドからパラシオ、ディエゴ・ミリートと繋ぎ、最後はゴール前でジョナタンがクロスを受けたが、またもシュートはゴールを外れた。
インテルは21分に、負傷したリカルド・アルバレスに代えて、マテオ・コヴァチッチを投入。24分にも、パラシオが相手のパスを奪ってドリブルからシュートまで持ち込んだが、枠を外した。
チャンスを生かし切れないインテルは、徐々にジェノアにペースを握られてしまう。しかし、GKサミル・ハンダノヴィッチの好セーブもあり、得点は許さなかった。
スコアレスで迎えた後半も膠着状態が続くと、62分にフレディ・グアリンを投入。再び主導権を握ったが、均衡を破れずに時間が経過した。81分にはペナルティエリア内で、パラシオがボレーシュートを放ったが、GKの好守に遭ってゴールとはならなかった。
インテルは終盤まで無得点が続くと、83分に失点を喫してしまう。右CKを与えると、ルカ・アントネッリにヘディングシュートを叩き込まれてしまい、先制点を許してしまった。
敵地でビハインドを負うと、85分にルーベン・ボッタをピッチに送り出して、同点を狙った。しかし、最後までジェノアゴールを割れずに、0-1と完封負けを喫した。
今シーズンの4敗目を喫したインテルは、公式戦4試合勝ちなし。2014年は未勝利が続いている。なお、長友はフル出場した。