移籍が噂されるディ・マリア [写真]=Getty Images
レアル・マドリードのアルゼンチン代表FWディ・マリアに、チェルシーのスペイン代表MFマタとのトレードという、実現すれば大きな衝撃となる話が飛び込んできた。
現在、ベンチを温める機会が多い現状に満足していないと見られている両選手は、今シーズン末での退団がしきりに囁かれている。とりわけ、中盤の人材が豊富なスペイン代表において、今年6月に開催されるワールドカップでメンバー入りするためには、所属クラブでの出場機会が必要不可欠と考えるマタは、この冬の移籍も視野に入れているという。一方、今シーズン終了後のモナコへの移籍が囁かれているディ・マリアだが、6日に行われたセルタ戦での不謹慎なジェスチャーによりクラブから処分を受ける可能性があるなど、レアル・マドリードでの立場は悪化しつつある。
そして、この両選手の状況を最も注視している1人が、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督だという。1日に行われたサウサンプトン戦で途中交代を命じられた際に怒りを露にしたマタについて、「戦力として計算しているが、移籍の扉は開かれている」と説明しているモウリーニョ監督は、その一方で昨シーズンまで率いたレアル・マドリードで重宝したディ・マリアの獲得に関心を寄せており、この冬の移籍市場での両選手のトレードを計画しているとのことだ。