ガッリアーニ副会長と観戦する本田(右) [写真]=Getty Images
セリエA第18節が6日に行われ、ミランとアタランタが対戦した。
ホーム戦に臨んだミランは、新加入する日本代表MF本田圭佑がスタンドで見守る中、序盤から攻め込んだ。13分には左サイドのロビーニョがクロスを供給すると、ゴール前でブライアン・クリスタンテがクロスバー直撃のダイレクトボレーで合わせた。32分にも、カカがペナルティエリア内で左足シュートを放ったが、GKの好セーブに遭い得点とはならなかった。
押し込むミランは、35分についに先制点を奪う。カウンターからカカがウルビー・エマヌエルソンのラストパスを受け、ペナルティエリア左深くから右足のシュートを沈めた。
カカのミランでの公式戦通算100ゴール目でリードを奪うと、前半を1点差で折り返す。後半に入ると、51分にアタランタのヨハン・ベナルアンのシュートでゴールネットを揺らされたが、直前にファウルがあって失点は免れた。55分にも決定的なシュートを打たれたが、GKクリスティアン・アッビアーティの好守で凌いだ。
ミランは攻め込まれたが、65分にカカが2点目をマーク。直後の67分にも、クリスタンテがミドルシュートで3点目を奪った。リードを3点差に広げると、守備陣はアタランタを完封。3-0と快勝を収めて、公式戦5試合ぶりの勝利を挙げた。