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南米でPKを巡る驚きの対応…”パネンカ”に失敗した選手をクラブが除籍

2019.04.24

PK戦に敗れ一回戦敗退となってしまった [写真]=Getty Images

 南米で”パネンカ”を巡るある事件がおきたようだ。23日スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 サッカー界で流行しているチップシュート、”パネンカ”。しかし各地で失敗するたびに非難の的になっている。

 17日に行われたコパ・スダメリカーナ1回戦、コロンビアのラ・エキダとパラグアイのインデペンディエンテFBCが対戦し、PK戦までもつれこんだ。インデペンディエンテFBCのキッカー、ベネズエラ人のブレンディクス・パッラのパネンカは飛び込んだGKのタイミングを外したものの、甘いコースになり簡単にセーブされてしまった。

 しかし、今回の失敗への対応は類を見ないほど重いものとなったようだ。インデペンディエンテFBCはパネンカ失敗を理由にパッラを除籍処分にしたという。同クラブの会長であるエリベルト・ガマッラ会長はこのことに次のように言及している。

「クラブのディレクター達は彼のPKのやり方によってブレンディクス・パッラを解雇する決断を下した。次のラウンドに進んでいればほかのプレイヤーたちはより多くのお金を手にしていただろう」

 また同紙はパッラのコメントも同時に紹介。「難しい状況になってしまった。でも人生は続いていくんだ」と語っている。

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