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“南米最強クラブ決定戦”リベルタ杯に改革案…米MLSから4クラブ出場へ

2018.10.17

コパ・リベルタドーレスにMLSクラブが参加へ [写真]=Getty Images

 南米クラブ王者を決めるコパ・リベルタドーレスが、2020年大会からメジャーリーグ・サッカー(MLS)のクラブにも出場枠を与えることになるようだ。ブラジルメディア『グローボ』が15日に報じている。

 コパ・リベルタドーレスは南米サッカー連盟(CONMEBOL)に加盟する10カ国の国内リーグ上位クラブが参加して行われている。南米のクラブレベルでは最上位の大会で、優勝クラブはFIFAクラブワールドカップの出場権を獲得する。

 今回の報道によると、2020年大会からアメリカのMLSに所属するクラブにも出場枠が与えられる見通しとなったようだ。CONMEBOLが改革案の協議を進めている模様で、リーガMX(メキシコ1部)のクラブにも4つの出場枠が確保されるという。

 基本的には南米クラブのみが参加してきたコパ・リベルタドーレスだが、1998年大会以来、メキシコのクラブも招待されている。ただ、仮に大会を制した場合でもクラブW杯出場権を獲得することはできず、あくまで招待枠の位置付けにあった。

 今回の報道で伝えられた改革案では、MLSとリーガMXから各4クラブがコパ・リベルタドーレスに参加することになるという。北中米への規模拡大は、市場の開拓を狙ったものでもあるようだ。なお、現状では全32クラブが参加する形式となっているものの、アメリカとメキシコからの出場枠拡張に伴い、南米クラブの出場数を削減するのか、全体の参加クラブ数を拡張するのかといった詳細については今後の検討課題となるようだ。

 報道通り、アメリカのクラブにコパ・リベルタドーレス出場枠が与えられた場合、史上初となる。北中米クラブ王者を決めるCONCACAFチャンピオンズリーグへの影響も避けられないと考えられるだけに、今後の展開に注目だ。

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