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ブラジルリーグで大乱闘、9人退場で没収試合に…退場者の中には元Jリーガーも

2018.02.20

バイーアのヴィニシウスの同点弾をきっかけに乱闘が発生した [写真]=Getty Images

 18日に行われた、ブラジルのバイーア州選手権のヴィトーリアとバイーアの一戦で、乱闘をきっかけに両チーム合わせて9人が退場し、没収試合となるアクシデントが起こった。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 試合はホームのヴィトーリアが33分に先制。しかし後半に入ると50分にバイーアにPKを決められ、同点に追いつかれてしまう。PKを決めたMFヴィニシウスが挑発的なダンスを見せ、得点を喜ぶと、この行動にヴィトーリアのGKフェルナンド・ミゲルが激怒。ヴィニシウスに掴みかかり、両チームの選手が入り乱れ、乱闘に発展してしまった。

 ゴール裏に設置されたスポンサーボードが倒れたり、ヴィトーリアDFカヌーがヴィニシウスの顔面にパンチを見舞うなど、現場は大混乱。この乱闘で、ヴィトーリアの3選手、そして同点弾を決めたヴィニシウスを含むバイーアの2選手、さらにバイーアのベンチに座っていた2選手が退場処分を下された。ヴィトーリアの3選手のうち一人は、2017シーズンに川崎フロンターレに期限付き移籍で所属していたFWハイネルだった。

 その後試合はヴィトーリア8人対バイーア9人で再開されたが、この後も両チームの興奮は収まらず。ヴィトーリアは77分にMFウィリアン・コレイア、78分にはDFブルーノ・ビスポが退場を言い渡されてしまった。

 これにより、計5人がレッドカードを提示されたヴィトーリアはピッチ上のプレーヤーが7人未満となり、FIFA(国際サッカー連盟)の規定によって没収試合に。スコアは1-1のまま終了となった。今後の判断は改めて下されるが、ブラジルメディア「グローボ・エスポルテ」はリーグの規定によって3-0でバイーアの勝利となると報じている。

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