グレミオに所属するブラジル代表FWルアン [写真]=Getty Images
グレミオに所属するブラジル代表FWルアンの欧州移籍の可能性が消滅した。同クラブ幹部のコメントをブラジルメディア『グローボ』が伝えている。
ルアンに対してはリヴァプールやドルトムント、さらにスパルタク・モスクワとは合意間近とまで報じられた。しかしながら、8月31日を迎えても移籍交渉はまとまらず。今夏の欧州挑戦は実現せず、グレミオ残留が決定した。
グレミオの経営幹部を務めるアンドレ・ザノッタ氏は「ルアンはここに残ると宣言した。決して交渉がゼロだったわけではないし、ルアンが欧州へ移籍する可能性もあった。しかしながら、今は売却することはできない。なぜなら、ブラジル全国選手権とコパ・リベルタドーレスの2冠を達成するチャンスがあるからだ」とコメント。現在グレミオはブラジル全国選手権で2位、さらにリベルタドーレス杯でベスト8に進出しており、ルアンは必要不可欠な戦力と考えているようだ。
今季ルアンはブラジル全国選手権で5得点を記録。ブラジル代表にも選出されており、8月31日に行なわれたエクアドル代表戦に途中出場している。
By サッカーキング編集部
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