プレー再開が待たれるロナウジーニョ [写真]=NurPhoto via Getty Images
ブラジル1部リーグのコリチーバが、元ブラジル代表FWロナウジーニョの獲得に近づいているようだ。21日付のブラジルメディア『UOL』が伝えた。
バルセロナなどで活躍したロナウジーニョは、現在36歳。2015年9月にフルミネンセを退団してからは無所属の状態が続いているが、兄のアシス氏は同選手が今年からプレーを再開させる見込みであると語っている。
これまでのところ、ロナウジーニョの獲得に最も近づいているのは、ブラジル1部のコリチーバだという。同クラブでは、ロナウジーニョとバルセロナでチームメイトだった元ブラジル代表DFベレッチ氏が国際エグゼクティブ・ディレクターを担当。そして、クラブの国際的な知名度アップのために、同氏主導のもとで獲得交渉が進められているとされる。
同メディアが伝えるところによれば、両者の交渉はおおむね順調に進んでおり、コリチーバはすでにロナウジーニョが生活するための住居を用意しているという。ベレッチ氏の自宅に隣接する物件で、6部屋のスイートルーム、1400平方メートルのプール、車10台分の広さのガレージを備えており、推定価格は1000万レアル(約3億5000万円)とされている。
また、ベレッチ氏はロナウジーニョの獲得に必要な資金を集めるため、自身の人脈を頼りに海外の投資家たちに金銭的な支援を呼びかけているという。加入が正式発表されるまで予断を許さないが、ロナウジーニョのプレー再開の鍵を握るのは旧知の仲であるベレッチ氏ということになりそうだ。
(記事/Footmedia)